シーリングスタンプ

えー随分時間が空いてしまいましたが
引き続きシーリングスタンプのご紹介です。


熱した真っ赤なワックスをぐにゅ～～っと紙に押し付け、
そこにインタリオ型指輪をぐにょ～っと押しつけて・・・
『これだぁーーー!!!私の求めていた物はこれだいぃーーー!!!』という
ふぇち(〃∇〃)ゞな願望を抱いてから早数年、
セーブしながらの少しずつ購入しましたが、それでもここまで(自分では満足)集まりました。
アンティーク物や１品物など、本格的に集めていらっしゃる方には
物足りないコレクションでしょうが、
自分としては無駄遣いした様な...しないような...レベルで満足しております。


▼参考になる程の知識ではありませんが興味がある方はどうぞ^^;

最近はアジア製のスタンプもだいぶ出回って以前に比べ全体的に随分お安くなりましたが
それでもまだまだお値段の張る欧州物のスタンプの数々。
海外から通販で買えば800円～1500円程で購入可能ですが
海外発送なので紛失破損等のリスクを背負って購入するか
少々お値段が張っても安全な輸入先で購入するか悩むところです^_^;
因みにイタリア製のスタンプを日本で正規に購入すれば
1500円～3000円が相場でしょう。


同じ種類のスタンプを箱から出して並べて撮ってみました。
上の画像から説明します。

●上部画像：持ち手スタンプ部分すべて真鍮製の物
イタリア製モチーフスタンプ（詳細は下記で説明）

●上画像・上部：茶色のぼってりとした木製の持ち手（ハンドル）に、取り外し可能なスタンプ。
ドイツメーカー・ムッファ社
日本で出回っているドイツ製の物は殆どがイニシャルモチーフですが
こちらは、数年前にferisimoが発注したモチーフになります。
フェリシモコレクションの一部です。
スタンプ部分真鋳製

●上画像中部：スタンプ部分のみ5個、木製ハンドル付き2個
ルビナート社（イタリアの文具メーカー）
見ての通り、ハンドル部分とスタンプ部分で取り外しか可能、別売になります。
こちらの特徴は、ハンドル部分にベネチアングラスを取り扱っていることでしょうか。
私の場合、スタンプの図柄を楽しみたいので、、、
持ち手には殆ど拘りがありません・・・・
そうは言っても、、奇麗にレイアウト出来るので1つ2つあってもいいかな～とも思います^^。
光の入る窓際のデスクに飾ったら光が透けてとっても奇麗に写る事でしょう(*'ー'*)♪
ベネチアングラスは1つ1つ職人さんが作られているようです。
版面は彫りになります。恐らくプログラムされた機械彫りでしょう。
スタンプ部分真鋳製

〇上画像中部右端：薄ベージュの木製ハンドルのついた少し大きめのスタンプ
こちらもルビナート社になります。
オーバルタイプのイニシャリングモチーフです。
こちらも機械彫り。スタンプ部分(恐らく)真鋳製

●上画像中部左端：ベージュの持ち手に別売のスタンプ
イタリア・フィレンツェ製
中世の紋章などに使われる伝統的な絵柄がモチーフになっている物です。
機械彫りですが、細かな紋様がとても魅力的なスタンプです。
お値段なりの事はあります。
スタンプ部分真鋳製

●上画像・下部：銀色をした小さいタイプの物
アメリカクラフト製品販売メーカー(中国製)。ペーパースタジオ・ワックスシールキット
こちらの材質は持ち手もハンコもアイアン製です^_^;
よって変色しやすいという特質をもっています。
テーマごとに分けられた５個のスタンプとハンドル・ワックスのセットで
コレクションとして販売されたようです。（詳細は不明）
ここでは２種のテーマ１０個を並べています。
小型のスタンプで、可愛く判りやすいモチーフを象っています。
どちらかと言えばお子様向けな雰囲気があります。


その他のモチーフスタンプ達。
色々なメーカーの寄せ集め^^;

↓↓↓判りにくいですが説明していきます。
●上画像・左上部：ベージュの光沢のある木製ハンドルの物＝
イギリスのステーショナリーメーカー（スチュアート・ホーン社）
こちらはモチーフスタンプです。
同メーカーの物でイニシャリングスタンプもあり、画面中央左の朱色の持ち手。
ハンドル部分が、朱泥の陶器製です。（他にも釉薬をかけた色違いの種類あり）

●上画像・中央：スクエア型のスタンプとその横小さい真鍮製のスタンプ＝
フランスのステーショナリーメーカー（アラジン社）
共にイニシャリングモチーフ

●上画像・右端中央：全て真鍮製!?の大型スタンプ＝
こちらは吉祥寺ジョバンニさんのオリジナル凸版ハンコだそう。
封蝋としても、金属ハンコとしても使用できます。

↓↓↓ここからはメーカー・販売元が定かでない物

●上画像・中央上：円柱型の木製ハンドル＝
アメリカ製のレトロ?!スタンプ。イニシャリングです（こちらはモチーフも存在します）
●上画像・中央下：ユリの紋章がハンドルになっている物＝アメリカ・文具メーカー(ガートナー）のスタンプ
●上画像・中央右：こげ茶木製ハンドル＝イギリス製星座スタンプ（パストタイムス社）
●上画像・中央上：黒い木製ハンドル＝こちらは、フランスのアンティーク物。イニシャリングの”モノグラム”スタンプ
●上画像・右：こげ茶の木製ハンドル＝ドイツ製のモチーフスタンプ
●上画像・右下：茶色い大きなハンドルが特徴的なスタンプ＝アメリカの模型!?メーカー（製造中国）、
こちらは、スタンプ、アルコールランプ、ワックス、スプーンがセットになっているキットです。
●上画像・右上：茶色いハンドルに大型スタンプ＝詳細が判らないのですが、恐らく韓国製?!ではと・・・。


ハンドル部分とスタンプ部分を別々にして保管しています。
グルーガンで沢山作る時はハンドル部分はじゃまになるので殆ど使いません。
※グルーガンを使ってシールを作る説明はまた今度お話します。


上記でもご紹介した、イタリア製モチーフデザインスタンプです。
（イニシャルスタンプも有）
材質は真鋳製
スタンプは、熱したワックスに押すため、火に強い真鋳が好ましいと思います。
中世のキャンドルホルダーなどの多くは真鋳製ですし、見た目にも美しく、、
押して良し、飾って良しの申し分ないスタンプなのです。
持ち手部分のデザインはフィレンツェで使われている紋章が元になってるそうです。
ハンドルとスタンプが離れているタイプの物と違い、
こちらは型押し凹版になるため、立体的なデザインがされています。
ワックスに押した際、他のメーカーのスタンプにはない
彫刻した様なボリューム感が出るのが最大の特徴であり、長所であります。
機械彫りにはない、型を作った職人のぬくもりが伝わるような温かいモチーフが好みです(*^^*)


シーリングスタンプと一言に言っても、高いアンティークものから
安い大量生産物まで数多く出回っております。
当然、安いものはそれなり、アンティーク物や凝ったもののお値段もそれなり。
中々手が出ない事もしばしば・・・・それでも欲しい、、、
なぜにこんなに集めた・・・・、と言われれば、
結局のところ、
収集するというより手が届く範囲で好きなモチーフを集めていたらこうなってしまった、という感じです。
それに、、、、”崇め奉る”　だけじゃなくて、実際に使えますしね。


今現在の使い道といえば、、
ウパちゃんたちの梱包、お手紙などに付けることですが、
今考えているのは・・・、
何枚かシールにして、『おまけ（付録）』として同封しようかな~と思っております♪
色はスウィ～ツデコの色ね^^;
折角沢山の種類があるわけですし～宝の持ち腐れになっちゃうといけないしぃ～

お手元に届くシールは何が入っているか　お楽しみ　と言う事で・・・
ウパちゃんを作る時より...何を入れようか考えてる時の方がちょっと楽しかったりしてネ^^;


スタンプの種類は全部で77個。（ここに写っている物以外にもまだあります）
この中から、どのスタンプが届くかお楽しみ
色はあま～いスウィ～ツの色^^;

次回は、ワックスとシーリングスタンプの使い方～かグルーガンで封蝋の作り方～・・・とか
やるべきなんでしょうが・・・

そこを・・・”スタンプモチーフの楽しみ方”というか、
無理やり・・自分の趣味の御本をご紹介します(￣。￣;)…。例によって簡単なご紹介ですけど、、、

・・・・ピクトグラム、、、やら、、モノグラム、、、やら、、シンボル、、図像学、、といったものです。

ブログの方向性が若干ズレていますが、ほんの一瞬なので、勘弁して下さいまし・・・

ワックスの使い方などは暫しお休み--;
これがか終わったらボチボチうぱちゃん作りにはいろカナカナ...

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タグ：封蝋 シーリングスタンプ シーリングワックス ルビナート社 篭入りウパちゃんの付録

コメント 4

nice!有り難うございます（ＨＡＰＰＹ）
by yu-papa (2013-02-07 21:36) 

yu-papa さま
いつも後訪問有難うございますm(__)m
又いつでも遊びに来て下さいね☆
by うぱ目 (2013-02-14 23:42) 

遅くなりましたが、シーリングスタンプ！じっくり拝読しました。
というか、シーリングスタンプと言うんですか。知らなかったです。
一度、封されたものをいただいて、
ヨーロッパだとびっくりしたことがあります。
こんなに奥深いのですね〜〜〜。すごい。
by 白りんご (2013-02-20 00:41) 

白りんごさま
じっくり拝読だなんて…恐縮です(^^;ゞ
さほどの知識がないにも拘らず長々と書いてしまって
読むのも大変な事と思います。
こんな内容でも話のネタでもして頂ければ嬉しいです♪

シールングスタンプって、イメージはやっぱりヨーロッパですよね（笑）
歴史も古いので調べると興味深い話も沢山あったりで^^;
ちょこっとご紹介できればいいんですけど、
今関連記事作成中なんです(^^ゞ
by うぱ目 (2013-02-20 23:46)